17歳4ヶ月でトップチームデビューというクラブ最年少記録を打ち立てた、
スペインの至宝、レアル・マドリード(マドリディスモ)の象徴と言われた偉大なるキャプテンが
チームを去る時がついに来てしまった。
レアル・マドリードで過ごした18年間で(トップチームで16年)、これ以上ない程の数々のタイトルや記録を残した。
リーガ・エスパニョーラ優勝 6回
チャンピオンズリーグ優勝 3回
スペイン・スーパーカップ優勝 4回
インターコンチネンタルカップ優勝 2回
ヨーロッパスーパーカップ優勝 1回
今季のレアル・マドリードは、王者バルセロナからタイトル奪還を果たすべく名将モウリーニョ監督が就任した。
監督からは戦力と考えていると言われながらも、チームを去る決断を下すのは容易ではなかったはずだ。
特にラウルの場合は…。
レアル・マドリードというチームでキャリアを終える事は本当に難しい。
それ程、レベルが高く、いつだって最高を求め続けられるからだ。
それはラウル自身が一番わかっている事なのだろう。
彼がマドリードを去り、新たな挑戦の地として選んだのは、
“鬼軍曹”の異名を持つマガト監督率いるドイツ、ブンデスリーガのシャルケ04だった。
チームに加入して3日後に行なわれたプレシーズントーナメント「リーガ・トータル・カップ」で先発出場。
翌日に行われたバイエルン・ミュンヘンとの決勝でも先発出場し、移籍後2試合目で初ゴールを含む2得点を決め、
シャルケの選手として初のタイトルを獲得した。
レアル・マドリードの象徴と言われた彼が白いユニフォームを着ていない事にまだまだ違和感を感じているが、
すでに彼自身は気持ちを切り替え、新しいスタートを切っている。
新天地で再び輝きを取り戻し、グティ同様、彼の残されたフットボール人生が素晴らしいものになるよう心から祈っている。
何歳になろうと、どこへ行っても、彼はマドリディスモの象徴であり、それは決して色褪せる事はないだろう。




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